
格安スマホではほとんどのプランで4G回線が利用できます。
mineoでもすべてのプランが4G回線対応になっているので、いまさら3G回線は必要ないと感じるかもしれません。
しかし、まだ日本には4G回線が届かない場所があるのも事実です。
現代人の私たちにとって必需品のスマホ、ネットにつながらないとしたらこんな不便なことはありません。
そんな時、低速だけど使える範囲広い3G回線が使えると便利だと思いませんか?
今回の記事ではmineoで3G回線のメリット・デメリットを解説します。
- 3Gとは
- 3G回線が使えるプラン
- 3G回線のメリット・デメリット
- 3G回線が使える機種
3Gとは
3Gとは「第3世代移動通信システム」といいます。
国際的に定められた通信の規格に適応し通信システムのことで、英語では「3rd Generation」と呼ばれることから「3G」と略して言われているものです。
日本では主にW-CDMA方式(docomo、ソフトバンク・ymobile)とCDMA2000 1x(au)の2つの方式が使われています。
3G回線が使えるプラン
mineoではすべてのプランで3G回線が使えるわけではありません。
使えるプランは以下の通りです。
プラン名 | 3G回線利用状況 |
Aプラン | × |
Dプラン | 〇 |
Sプラン | 〇 |
Aプランでは3G回線は利用できないので、注意が必要です。
mineoではDプランとSプランが3G回線の利用が可能で、通話やインターネットを使うことができます。
3G回線のメリット・デメリット
回線 | メリット | デメリット |
3G回線 | ・通信エリアが広範囲
・建物の中でも電波が通りやすい |
・通信速度が4Gに比べると遅い
・使える機種が限定的 |
4G回線 | ・通信速度が速い
・最新機種が使える |
・電波が入らない所がある
・建物やトンネル内だと入りにくい場所がある |
4G回線が広いエリアで使えるようになってきており、4Gより速度の遅い3G回線を使う必要がないのかもしれません。
大手キャリアでは次世代回線5Gの準備が各社で進んでいるので、すでに3G回線のサービス提供の終了が決まっています。
ただ、まだ高速回線を使うことが出来ない地域は存在しているので、低速でもネットが使えることは非常にありがたい事なのです。
mineoでは4Gが届かない地域では自動的に3Gに切り替えて使えるので、圏外にならない限りはネット環境が途切れることはありません。
もちろん通話も可能です。
文字だけで添付ファイルのないメールやLINEでの使用や、軽いネットサーフィン程度なら十分使いこなせます。
メインは4GLTEで使用して、サブ機として3G機種という使い方もできます。
3G回線はいつまで使える?
3G回線を提供している大手キャリアは3社ともすでに3G回線の提供を終了すると発表しています。
会社名 | 3G回線提供終了時期 |
docomo | 2026年3月末 |
au | 2022年3月末 |
ソフトバンク | 2024年1月末 |
各社とも時期にばらつきはありますが、終了することは共通して決まっています。
3G回線が使える機種
3G回線が使える機種は限られており、全ての機種が対応しているわけではありません。
数は少ないですが、格安で購入できるスマートフォンをご紹介します。
ZTE g01
出典:gooのスマホ
一般的なスマートフォンと比べて安価で普段使いに最低限の機能を備えた機種になります。
機械が苦手な初心者の方でも十分に使いこなせるのでおすすめです。
まとめ
すでに5Gまで開発が進んで実用化されようとしている通信システム。
3G対応の携帯電話をご利用の方も、そろそろ4G対応のスマホを検討する時期には来ているようです。
今回は3Gサービス終了まで使っていく方向けにメリット・デメリットをご紹介しました。
メリット
- 通信エリアが広範囲
- 建物の中でも電波が安定して入る
デメリット
- 通信速度が4Gと比べると遅い
- 最新機種が使えないことがある
動画再生やインターネットの使用が少ない人、通話中心の利用の人にはまだまだ需要がある3G回線。
参考になれば幸いです。